2018年10月23日

トロンハイムの想い出

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このブログで何度か取り上げた、記憶についての話題。
「何の脈絡もなく、昔の記憶が甦る。」
事の不思議さについてである。
意識の下で何かきっかけがあるのだろうが、今日は1983年11月末のノルウェー・トロンハイムでの一泊の想い出。
生まれて初めての海外での雷観測に先立って、その観測の先方の代表であるヒュッセさんを訪れた。我が方の代表は、今や鬼籍に入られて久しいT先生でパリ、オスロを経由してトロンハイムに到着したのは11月も28日頃だったろう。トロンハイムは北極圏少し手前の街で、11月の末頃には午後二時ともなれば日没となる。トロンハイムの空港には、ヒュッセさん自ら迎えに来てくださっており、ともかくホテルにチェックイン。そして夕刻には迎えに来てくださって、ご自宅での歓迎夕食会に招待して頂いた。私は、T先生のお供であったが、ドイツ語会話の達者なT先生、英語が今一つであったのは驚きであった。夕食の最後にチーズを頂いて、
「明日は朝早くから移動を開始しますので、早めのお開き!」
と相成り、午後8時頃ホテルに戻った。
なかなか寝付けない私は、ホテルの付近を一人で歩き回ったのだが、結構人出が多かったという印象が強く残っている。いわば国内の大都市の繁華街のごとき人出であった。
そんなことをふっと思い出したのだが、はてさて何が引き掛けだったのだろう?
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2018年10月22日

洗濯機を求めて

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数週間前から洗濯機の調子が芳しくなく、大いに困っていたら日本でいうかつての見本市会場、当地ではEXPOと呼ばれているコンベンションセンターで、電気製品の安売り展示会があるとダイレクトメールが入った。地獄に仏というか神の啓示というか、それならと昨日曜日午後出かけて行った。何せ最大90%引きなんぞとうたっているほどだから、安いに違いない。それにダイレクトメールにこの爺が珍しく引かれ中たのは、パナソニックや日立の製品が記載されていたからでもある。高温多湿のこの国で、横型ドラム式の洗濯機はあまり感心できないのだが、なぜか横型ドラム式が圧倒的に利用されているようで、我が家に大家から支給された洗濯機も、御多分に漏れずドラム式である。ところがパナソニックや日立の製品には、我々日本人が慣れ親しんできた縦型の洗濯機も多く紹介されており、壊れたのを機会に使い慣れた縦型にできればと考えたというのが本当のところだったのである。
さて会場のEXPO、自宅の有るPasir Ris地区と同じくシンガポールの東端に位置し、5年前の赴任時にはマンションが決まるまでの二週間滞在したカプリホテルの最寄り駅にもなっている。それでもバスとMRTを乗り継げば40分近くもかかるというので、ここは10分足らずで行けるタクシーでと相成った。会場には予想通り大勢の客がいて、パナソニックや日立のコーナーでは、担当員との話もなかなかままならない。順番を待ってようやく質問をし始めたと思ったら、他の客があれこれ質問するので、我が方の話は途切れがちとなってしまうからである。中国語で遮られると、我々とのたどたどしい英語の会話の事は、ついつい消えてしまうようなのである。もーっ!!
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2018年10月21日

性善説 性悪説

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昨日の朝日新聞・天声人語氏
豪華な賞品が約束されている企画で、開始前に道徳的な文書を読ませた班と普通の小説を読ませた班では、前者には不正を行うものが皆無、後者にはいくらもいた、といった話題であった。この爺天邪鬼だから、この種の調査はあまり好きでない。というのは被験者が、調査の内容を慮って、期待されている様振る舞う可能性があるからである。その対策として標本数を多くすればといった考えも理解できるけれど、それでもやはり結果の信頼性には、疑問符を付けたいというのが本音である。
爺の本音はともかく、そして当然予期された結果だったのだろうが、
「人間って、やはり捨てたものではない!」
のかもしれない。
一方、道徳というか良心というかは、絶えず教育し続けないと、ついついはみ出てしまうと考えれば
「人間って、いい加減んで悲しい生き物なのだ!」
という事にもなる。
こんな命題は、はるか二三千年以上も昔から、性善説・性悪説があったように、やはり永遠の主題であることは確かである。
なんて真面目な議論もたまには良いものである。
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2018年10月20日

ダーウィンの事

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グーグルマップで、何度も観測に出かけて行ったダーウィンを調べてみた。
1995年から初めて実質2010年まで、切れ目なしに出かけて行った想い出の地である。当時は10月の声を聞くと気もそぞろになったもので、そんな記憶も未だに新しい。だから記憶をたどりながら、衛星写真でハンプティドゥー、ミドルポイント、Windows of Wet land を確認。ダーウィンからは、南に向かう国道1号線(スチュアートハイウェー)を走り、途中からアーネムハイウェーを経由して、ミドルポイントに至るのだが、有り難いことにグーグルの衛星写真が、さらにあれこれ記憶をよみがえらせてくれる。
なんといっても一番の難儀は、地上50mの給水塔に干渉計を設置したことだったろう。
塔の柱は空洞になっていてほぼ垂直なはしごがあって、M君と登ったものだ。ただ残念なことに、最高の設置場所だったこの給水塔の観測は、アンテナのアンプに不具合があって、結局はものにはならなかった。その給水塔が写っているし、ストリートビューでは、その高さも認識できる程である。
「あの付近にあったパブも強烈だったなぁ!」
なんぞと懐かしみながら、東に向かえばミドルポイント、フォグダム。そして毎年一カ月半近く借り上げた、マンゴー畑にある一軒家、
「今はどうなっているんだろう??」
と想い出は尽きない。
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2018年10月19日

ご無沙汰

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早いもんやなぁ、もう10月も三分の二過ぎる。
今更ながら、「光陰矢の如し」ちゅう言い回しを実感や。
ほんで明日は、日本にいる親友の誕生日や。
ちゅうても親友は皇后陛下ちゃうで。
たまたま親友は、10月20日生まれちゅうだけのこっちゃ。
あいつ元気にしとるかいなぁ。不義理してばっかしやもんなぁ。
ちょうど明日は土曜日やし、ご無沙汰とお詫びの電話でも入れるかなぁ。
めでたく彼も古希や、ほんで三カ月したらこの爺さんも古希や。
この爺さんが64歳8か月でシンガポールに来たときは、5年で目途つけてと思うてきたのに、結局地ならしに5年かかってしもうた。せやから今が本当のスタートみたいなもんや。
後は老化・衰えとの競争やで。
5年の苦労を無駄にせぇへんためには、この一年がほんまの勝負や。
神頼みは意味ないと分かっていても、祈らずにはおられへんなぁ。
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2018年10月18日

また、改竄?

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またまたデータの「改竄」が問題になってるでぇ。
いやなに今度のは、これまでの国会でとちゃう。
「免震」に関してデータ改竄した企業があったとかで、通天閣やスカイツリーまでが問題になってるやないか。せやけどまさかスカイツリーをリコールして、建て替えるちゅうわけにもいかへんしなぁ。どうするんやろう??
それにしても、この種のスキャンダル多すぎるで。
それも大企業のスキャンダルやから、ほんまにかなわんと思うなぁ。
もともと実直で武骨な「工業立国日本」やったんちゃうんか。
それがや、派手でいかにも軽い、金儲け至上の国に変わったんは、なんでやねんと考えるなぁ。
「世の中変わった!」
「日本が変わった!」
ちゅう言葉だけで済ましたらあかん問題や思うけどなぁ。
リーダーがちゃらんぽらんになると、国中おかしいになるもんや。
スカイツリーが地震で倒れへんことを祈っとくかなぁ?!
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posted by zen at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 時の話題

2018年10月17日

大学人の研究費6

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もう昨日でやめよう思うてたら、
「日本の研究力低下は、何が原因や?」
ちゅう記事があった。
「独法化が問題だ!」
「運営費交付金、俗にいう校費の減額が引き金になっている。」
「大型の競争的資金が、研究者を疲弊さす。」
等々のコメントが上がっていた。一方
「校費を毎年減額して、その代わり『選択と集中』を基本方針とする競争的資金を設け、研究力の底上げを図っている。」
ちゅう、お役人様の説明があって、大学人とお役人様の責任のなすりつけあいちゅう記事やであれは。
元大学人としては、確かに独法化も問題やと思うけど、お役人様の言う「選択と集中」は合点がいかへんなぁ。
「誰が選択するんや?」
ちゅう疑問と、科学研究補助金みたいに「研究やりたい何か」がはっきりして申請書仕上げるんと違うて、
「世界に冠たる大学になるための大型予算を勝ち取る!」
ちゅう、競争的資金獲得が目的になるような様なところがあるんやもんな。
本末転倒ちゅうのは、こんなんいうんやろ。
ほんで最初の疑問やけど、科学研究補助金みたいなもんやったら「ピアレビュー」が普通やけど、大型の競争的資金ちゅうたら、俗にいう権威のある限られた先生方が審査するんやから、選択が偏りがちになるんちゃうやろうか?うがちすぎかいなぁ?
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2018年10月16日

大学人の研究費5

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「大学は、研究機関か、教育機関か?」
ちゅう命題や。
そら日本の将来考えたら、「知の創造」が不可欠やよって、やっぱし研究機関やろ。ちゅうても、大学生になったからちゅうて、そのままええ研究できる筈がない。つまりや基礎学力や基本的な知識がないと、その分野の研究はできへんのは当たり前のこっちゃ。そういう意味から、教育もせなあかんのは事実やで。
ほんでや。手前味噌の話なんやけど、わいの場合の研究ちゅうたら、野外に装置持って行っての観測やったし、その間合宿生活みたいなもんやったから、観測装置の設営が終わって機械が安定し始めたら、夕飯食べてから夜遅うまであれこれ話して教えたもんや。研究しながら教育するちゅうたらかっこつけすぎみたいやけど、それがほんまのところやったなぁ。まぁ毎年四年生は配属されてくるし、on the job training 現場教育毎年やるようなもんやで。ほんで修士学生には修士学生に合うた内容の教育や。そんな風にして一通り教育終わったら、必ず尋ねるんが
「どや、雷おもろいか?」
や。
なんちゅうても、研究の対象に興味持つように育てへんと、一丁前になってくれへんもんな。そら結局なじめへんかった学生も何人かおったし、逆にそんな教育受けんでも
「雷おもしろそうや!」
ちゅうて、修士から研究室移って来る学生もおった。
座学ちゃうようなそんなん教育ちゃうでちゅう意見もあるやろけど、専門分野、研究分野におうた教育のやり方ある筈やとわいは思うけどなぁ。
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2018年10月15日

大学人の研究費4

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日本の研究力が下がっているというちゅう報道があった。
その報道受けて、本庶さんの文部科学大臣への直訴なんやろう。
本庶さんはノーベル賞受賞者やし、お役人様またぞろわけの判らへん「競争的資金」の枠組みを作り出さへんとええんやけどなぁ。
そもそもや、20年近くも申請書書きとその執行に若い研究者を仰山駆り立ててたんやから、ほんまにやりたい研究を皆々出来てたかどうか怪しいもんやし、
「そんなんやから研究力下がるんあたり前やん。」
ちゅうてわいは思うけど、どうやろか?
わいが現役の教授やった頃、若手の研究者がほんまに消耗してるんみて、警鐘鳴らしたことあったんやで。せやけど皆聴く耳またへんかった。それどころか
「あんたの研究分野は古い!」
ちゅうレッテル貼って、研究室の学生の就職活動まで差別する教員もおったちゅうて聞いたこともあるくらいや。わいの研究室の事はともかくや、わいが残念やったんは、
「忙しくって、研究時間が確保できない!」
ちゅうて愚痴ってる若手の研究者の大半が、わいの警鐘聴いてくれへんかったことやで。
ほんでやこの話を突き詰めて行ったら、
「大学は教育が主か、研究が主か?」
ちゅう命題に行きつくけど、それはまた明日や。
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2018年10月14日

大学人の研究費3

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大学で良い研究者であるには、研究費が潤沢でなければ難しい。研究費には校費と呼ばれる、教官一人一人に国が与えてくれる予算はあるけれど、それこそ雀の涙で大学外の人には、恥ずかしくてとても言えない。そしてこのことを一般論ながら
「国立大学の研究費は、少ない。」
というのである。だから勢い競争的資金の獲得に走ることになる。競争的資金には、文部科学省の科学研究補助金や、各省庁が募集企画するそれぞれ独自の物があり、工学系なら経済産業省の競争的資金、環境系なら環境省の競争的資金、医学系なら厚生労働省といったところであろうか。ただ省庁の競争的資金の場合、八百長とまではいかないまでも、出来レースであることもそれなりにあるようだ。だから私は、科学研究補助金は制度的に一番中立に近いと信じている。ついでに言うと、企業の募集する競争的資金もそれなりにあるけれど、国の物に比べて総額ははるかに少ない筈である。
企業といえば、工学系の場合研究内容がその企業に利益をもたらすような場合には、応援してくれることが多かった。中世ヨーロッパにあっての「パトロン」と同じで、ただそれもバブル崩壊後めっきり減ってしまったような気がしている。
あれこれ書いてきたけれど、だから
「大学の研究者には、研究費が足りない!」
というのは、一般論としては私は合点がいかない。いやむしろ、競争的資金の獲得額が研究者の能力を決めるような風潮があって、それこそ本末転倒だと納得できないでいる。
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